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書評:001冊目『ナイチンゲール』小玉香津子

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【ナイチンゲールの生涯とその偉業:19世紀を駆け抜けた統計学者】

小玉香津子氏が描くナイチンゲールの生涯は、一般的な「白衣の天使」というイメージを超えて、彼女の人間性や情熱を生々しく浮き彫りにしています。本書はナイチンゲールの信念や努力がどのように形作られたかを平易な文章で丁寧に紹介しています。

ナイチンゲールの本のレビューと看護師としての気づき

こんにちは、パパdeナースです。今年で看護師歴7年目に突入しました。

私は大学時代に「看護覚え書き」のレポートを書いた経験がありますが、この本との出会いは、キャリアについて迷い始めたときに「看護の歴史とは何か?」と改めて興味を持ったことがきっかけでした。ナイチンゲールの情熱と信念に触れ、看護師としての軸を見直す機会を得ました。

看護学生や、日々の業務に疲弊して自分の看護に疑問を持つ方には、ぜひ一読をお勧めします。

印象的なフレーズとそれに関する考察

  • 「生涯で計4回‘声’を聞いた」(p26)
    → 16歳の時、神からの啓示を受けたナイチンゲールの決意が記されています。
  • 「社交界の誘惑に打ち勝つことが、神のしもべとなるための試練であった」(p38)
    → 彼女の強い意思と自己犠牲が伝わります。
  • 「病人一人一人の変化を見守る看護」(p211)
    → 非人間的な医療を避けるため、患者への深い配慮が重要であることが述べられています。
  • 「看護ケアの質は看護者の質によって決まる」(p238)
    → この言葉が、看護師としての意識を再確認させてくれます。

今日から始めるナイチンゲールの教え

  • 仕事で迷った時、ナイチンゲールならどう感じ、どう行動するかを考えてみましょう。

まとめ

この本は、「自分の信念を貫く者の美しさ」を私たちに教えてくれます。

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