疾患・処置・器具も多くて「どこから勉強すればいいの?」と感じていませんか?
そんなあなたに向けて、今回は【消化器内視鏡編】として、
現場で“すぐ役立つ”おすすめの3冊をご紹介します。
これらの本を読むことで、検査から治療、ケアまでの流れを体系的に理解でき、
「見て・読んで・現場で使える」学びが身につきます。
Contents
おすすめ本3冊
まるごと図解 消化器内視鏡ケア(2019)
内視鏡ってこうなってる!”が一目でわかる、ビジュアル入門書!
シリーズ定番の「まるごと図解」らしく、写真とイラストで直感的に理解できます。
検査の流れ、EUS・ERCP・ESDなど主要手技の手順とケアのポイントが見開きで整理。
どの器具がどの場面で使われるのか、合併症予防や感染対策までしっかりカバー。
内視鏡室だけでなく、外来や病棟で“検査後の観察ポイント”を学びたい方にもおすすめ。
新人教育にも最適な1冊です。
消化器内視鏡介助&看護 パーフェクトBOOK(2021)
“これ1冊で内視鏡看護が完結!”現場対応に強い完全版。
内視鏡の基礎から、器具・薬剤・前処置・観察・トラブル対応まで、臨床で使う情報を網羅。
医師・介助者それぞれの動きを流れで解説しているので、
「今、何を準備しておくべきか」がイメージしやすい構成です。
問診や患者説明、申し送りなどコミュニケーション面にも触れ、
COVID-19下での最新感染対策までカバー。
写真や図解も多く、内視鏡室配属後の“最初の一冊”として非常に使いやすい内容です。
大圃流 消化器内視鏡の介助・ケア(2018)
ベテランのコツが詰まった“読める教科書”
内視鏡介助の流れ・観察の視点・高周波装置の扱いなど、
現場で“褒められるナース”になるための実践知を、やさしい語り口で解説。
大圃流ならではの親しみやすい文体で、
「なぜその動きが必要か」がストンと理解できます。
動画付きで動作も確認できるため、技術面の復習にも最適。
初学者にも、中堅のスキルブラッシュアップにもおすすめです。
おわりに
だからこそ、「なぜそうするのか」を理解し、
手技の流れを俯瞰できるかが大切。
今回ご紹介した3冊は、どれも“見える化”と“実践力アップ”に直結する内容です。
今日の検査で1つでも新しい発見を意識すれば、
確実にあなたの力になります。
焦らず、少しずつ。チームで支え合いながら、
患者さんに安心を届ける看護を一緒に磨いていきましょう。