こんにちは、パパdeナースです。
そんな疑問にお答えします。
•専門的な医学知識を分かりやすく学びたい
•イラストの多い見やすい本がいい
•自分の学習レベルや目的に合っているかどうか(初学者向け)
皆さん、こんにちは!看護師として働く中で、心電図についての知識はどうしても必要ですよね。
それなのになんで心電図ってこんなにわかりにくいのか。
なんで一番最初がP波なの?A波ってあるの?(ちなみにA波はありません。)
BLSで必要な超緊急性の高い波形(vf、pulseless VTなど)はわかるけどそれ以外はさっぱり、、、。
私はとても苦手意識がありました。
しかし、これから紹介する本を読むことでだいぶ心電図に対しての抵抗感(アレルギー)がなくなりました。
そんなわけで心電図に関する知識をしっかりと身につけるためのおすすめの参考書3選をご紹介いたします。
学びのステップに合わせて、それぞれの本の特徴やメリットを紹介しますので、皆さんの学びの参考にしていただけたら幸いです。
Contents
『レジデントのためのこれだけ心電図』
本の紹介
「大事なところだけ」を簡潔に。
短時間で効率的に。
みんながつまずくポイントを丁寧に解説。
特徴
タイトルはレジデント向けと書いてありますが心配ありません!
緊急性が高い疾患をまず優先的に教えてくれることや
迅速な対応が必要になる症状から解説されているためすーっと頭に入りやすい。
どのように勉強すれば理解しやすいか、またその後の治療についての作りなので
ただ単に心電図を読めるだけでなく実践力の向上にも繋がります。
おすすめポイント
細かい理論は要りません。実践で即効で使える最低限の知識がほしい方にはおすすめです!!
『読み方だけは確実に身につく心電図』
本の紹介
短時間で見落としなく心電図を読める10のメソッドを伝授!!
特徴
Youtuberでもある米山先生の待望の書籍化です。
私は米山先生の動画を一時期集中的に視聴しまくっていました。
米山先生の心電図の判読法をまず覚えてそれを使って症例を条件反射で解いていく、
という筋トレ的な勉強がとても私に合っていました。
詳しい原理や数値は必要としません。
大事なのは「あれ、何かおかしいな」という感覚です。
おすすめポイント
判別法を覚えて実践力を磨いていきましょう。
質より量という言葉がまさにこれで、多くの問題をこなすことで苦手意識もふっとびます!
『心電図の読み方やさしくやさしく教えます』
本の紹介
波形の読み方をひとつひとつ丁寧に解説! 心電図を病態、治療からの視点でアプローチ!
特徴
一つ一つの心電図に3ページ程度じっくり丁寧に解説しています。
病態からの説明があるので腰を据えて勉強する方にはとても良いです。
イラストも多く難しい言葉もありません。
また、ケーススタディもあり実際に患者を例に解説があります。
ただ心電図を覚えるというよりは
このような病態だからこういう治療がいいよね
っていうイメージがしやすいです。
おすすめポイント
現場での対応力を上げたい方にオススメ。
ただ心電図を読めるだけでなく、患者の背景を理解し多角的にケアをしていけることができます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の本では原理や数値について書かれている難しい、とっつきにくい本は省いています。
まず、心電図の本を読むハードルを下げてくれる本を選びました。
しかし、読みやすいだけでなく実践力も養える本です。
看護師としての知識や技術を磨き、患者さんにとって最善のケアを提供するための一助として、これらの書籍が皆さんのお役に立てれば幸いです。