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周術期管理チーム認定試験

脊髄くも膜下麻酔後頭痛について

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問題:脊髄くも膜下麻酔後頭痛について正しいのはどれか。(2022 b7)

(1)高齢男性に多い。

(2)頭痛は坐位で軽減する。

(3)輸液負荷は治療法の1つである。

(4)重症例では脳神経症状をきたす。

(5) Quincke針よりもペンシルポイント針で発生率が低い。

a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)

解答

e

解説

脊髄くも膜下麻酔後頭痛について

脊髄くも膜下麻酔後に起こる頭痛であり術後1〜2日後に発症することが多い.

くも膜の穿刺孔から髄液が漏出し脳脊髄圧が低下するために起こる.

若年の女性に多く、頭痛は座位で増強し仰臥位で軽減 する.

悪心•嘔吐や食欲不振、重症例では複視などの脳神経症状をきたす.

穿刺針が細いほど、また同じ太さの針でもQuincke針よりもペンシルポイント針のほうが発生率は低い”.

(【局所麻酔】脊髄くも膜下麻酔 p.288)

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
手術室ナース歴10年以上の主任看護師。現在は手術看護認定看護師の取得を目指して勉強中です。日々のオペに加え、スタッフ教育や安全管理にも携わりながら、家庭では子どもを育てる“パパナース”として奮闘しています。 このブログでは、忙しいオペ室やカテ室で働く看護師さんに向けて、「明日から使える知識」や「ちょっと心が軽くなる学び」を発信中。 仕事と家庭を両立しながら感じたリアルな気づきや、現場で役立つ本・考え方をシェアしています。 看護の楽しさ、学ぶことの面白さを一緒に見つけていきましょう。
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