詳細
タイトル:『周術期における看護記録』
日時・時間:2020年2月22日(土) 10:00-16:30
場所:光の家会館 コンベンションホール
値段:5,000円(会員)9,000円(非会員)
講師:井上由子先生 桐生厚生総合病院
主催:日本手術看護学会関東甲信越地区
こんな人にオススメ
・手術室には看護がないよね、と言われて言い返せなかったことがある人
・病院内で記録委員会に所属していて情報がなく模索している人
・手術看護記録の書き方で絶対書かなきゃいけないことが正直あまりわかっていない人
スケジュール (簡略)
1、記録基本的な書き方
2、手術看護記録の実際
(おまけ)電子化 →電子カルテを導入する際に取り入れた看護過程の取組み
メリット&デメリット
メリット
・井上先生の講義を聴くと手術室看護に自信が出てくる、包容力がハンパない
(自分のしていることはれっきとした看護なんだと勇気がもらえる)
・他院での看護記録を知る事で自分の施設との違いがわかっておもしろい
・法律的な観点からの手術看護記録の知識を学べる
デメリット(あえて言うならば)
・この時期は新型コロナウイルスの蔓延により会場ではマスク必須、手指消毒もこまめにするように注意喚起された
感想
まず、井上先生の会場を盛り上げようとするパワポがおもしろかったです。自己紹介から始まり、病院紹介など会場を受講者が質問しやすいような空気を作り出していたのがまさにベテラン看護師の力量を垣間見た感じでした。
今回の講義でとくに学んだことは
・手術室看護師の看護診断は基本的にリスク型であり、とくに身体損傷リスク損傷リスク状態がほとんどである
→改めて患者さんの適切な体位の保持の重要性、手術室看護師の責務を確認しました
・術前訪問の患者さんへの直接のあいさつは意外と重要であること
・看護記録は退室後24時間を超えたら訂正してはいけない
・手術中の術式変更でのDrと家族のインフォームド・コンセント(=IC)は必ず同席すること、とくにその時の家族の言動を記録する事が“看護”である
僕は看護記録のセミナーははじめて出席したが、あまりに奥が深くて難しいと感じました。
看護記録の書き方はしっかり勉強したことがなく、ただなんとなく先輩の書き方を真似していたのですが、もう一度改めて自部署でも教育してく必要があると強く思いました。
今日の一言
・看護は記録に書く事ではじめて看護となるのである