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周術期管理チーム認定試験

神経損傷について

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問題:末梢静脈路確保時の穿刺部位で神経損傷の危険性が高いのはどれか。
(2022 b29)

(1)手背の皮静脈

(2)上腕の橈側皮静脈

(3)手関節部の橈側皮静脈

(4)肘窩の尺側正中皮静脈

(5)足関節部の大伏在静脈

a (1),(2) b (1),(5) c (2),(3)
d (3),(4) e (4),(5)

解答

d

解説

末梢静脈路は上肢に確保するのが基本である.

手背の静脈や橈側皮靜脈の合流部が末梢静脈路の選択として望ましい.

屈曲時に閉塞しやすい関節部や、穿刺時に神経損傷しやすい神経走行部は避けるべきである.

正中皮静脈は正中神経損傷の可能性.橈側皮静脈の末梢側は橈再神経損傷の可能性があるので選択しないことが望ましい.(p.243)

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
手術室ナース歴10年以上の主任看護師。現在は手術看護認定看護師の取得を目指して勉強中です。日々のオペに加え、スタッフ教育や安全管理にも携わりながら、家庭では子どもを育てる“パパナース”として奮闘しています。 このブログでは、忙しいオペ室やカテ室で働く看護師さんに向けて、「明日から使える知識」や「ちょっと心が軽くなる学び」を発信中。 仕事と家庭を両立しながら感じたリアルな気づきや、現場で役立つ本・考え方をシェアしています。 看護の楽しさ、学ぶことの面白さを一緒に見つけていきましょう。
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