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周術期管理チーム認定試験

深部静脈血栓症について

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問題:深部静脈血栓症について正しいのはどれか。(2022 b26)

(1)早期離床は予防の基本である。

(2)好発部位として下肢ヒラメ静脈がある。

(3)予防に保険適用がある薬剤はヘパリンのみである。

(4)高リスク患者では弾性ストッキングのみで予防する。

(5)予防のためのリスク評価は全ての手術患者で行うことが望ましい。

a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)

解答

b

解説

(1)◯ 早期離床による立位歩行を積極的に行うことで,下腿の筋ポンプ機能を活性化させ,下肢の静脈うっ滞を減少させる.(p.518)

(2)◯​​​​ DVTは深部静脈(一般には下肢や骨盤腔内の静脈)に生じ,特に下肢のヒラメ静脈はDVTの好発部位である(p.516)

(3)× 「肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症予防ガイドライン」が策定された2004年の時点では,VTE予防に保険適用がある抗凝固薬は未分画へパリンとワルファリンのみであった.しかしその後,エドキサバン(リクシアナ)などの 3剤がVTEの予防薬として承認された.(p.518)

(4)× 高リスク患者に対して間欠的空気圧迫法あるいは抗凝固療法を行う.(p.517)

(5)◯

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
2013年入職よりずっとオペ室で看護師してます。メンズナースです。男の子の親でもあります。主に仕事や育児についての読書ブログ書いてます。
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