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周術期管理チーム認定試験

腸間膜牽引症候群について

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問題:腸間膜牽引症候群について正しいのはどれか。(2022 b41)

(1)徐脈を呈する。

(2)顔面蒼白を呈する。

(3)急激な血圧低下が生じる。

(4)プロスタサイクリンの放出が原因である。

(5)アナフィラキシーショックとの鑑別が必要である。

a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)

解答

e

解説

(1)(2)(3)(4)(5)

開腹直後に多くみられるのは,腸間膜牽引により腸間膜血管内皮細胞から内因性の血管拡張物質〔プロスタサイクリン(PGL)など〕の放出による血管拡張である.

症状としては,急激な血圧低下と頻脈,頭頸部と四肢の皮膚紅潮である.

持続は30分程度であるが,放置すると異常低血圧となり,心停止に至った症例も報告されているため昇圧薬(血管収縮薬)や輸液により,逐次,対症的に管理する必要がある.

アナフィラキシーショックに似た症状であるため鑑別が必要である.

アナフィラキシーとの鑑別は全身発赤や発疹がないことである.

予防として,PGLが原因と考えられるのでプロスタグランジン産生抑制を目的としてフルルビプロフェンの静注が行われることもある.(p.664)

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
2013年入職よりずっとオペ室で看護師してます。メンズナースです。男の子の親でもあります。主に仕事や育児についての読書ブログ書いてます。
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