問題:術中大量出血をきたした場合,ダメージコントロール手術を考慮すべき状況はどれか。(2022 b20)
(1)pH が 7.15
(2) BE が-5 mM
(3)乳酸値が2 mM
(4)深部体温が33.5℃
(5)皮膚切開創から持続する出血
a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)
解答
c
解説
●ダメージコントロール手術を考慮すべき状況
1.低体温:深部体温<34℃
2.代謝性アシドーシス:pH<7.2. BE<-15mM.乳酸値>5mM
3 .凝固障害:皮膚切開創の止血困難(開腹創断面に血液凝固塊を認めない)
PT, APTTが正常値の50%以上延長
(p.762)
【術後】出血性合併症
引用文献
周術期管理チームテキスト第4版
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