問題:体位を原因とする末梢神経障害で最も発生頻度が高いのはどれか。(2022 b16)
a橈骨神経麻痺
b尺骨神経麻痺
c坐骨神経麻痺
d総腓骨神経麻痺
e外側大腿皮神経麻痺
解答
b
解説
周術期末梢神経障害の発生率は0.03%と報告されているが、尺骨神経麻痺はその28%を占め最も 発生頻度が高い.
臨床症状は、小指環指小指側 1/2の堂背側の感覚障害と、環小指の屈曲障害、さらに骨間筋•尺側の虫様筋の筋力低下から指の内転•外転が障害される.
【術中】手術体位
引用文献
周術期管理チームテキスト第4版
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