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周術期管理チーム認定試験

術前外来のメリットについて

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問題:術前外来を設置することの利点として誤っているのはどれか。 (2022 b40)

a 入院期間の短縮

b 術前評価の効率化

c 多職種との連携が不要

d 患者のリスクの早期発見

e  プライバシーの確保が容易

解説

c

解説

a◯ 入院前に必要な検査や診療を行うことで手術までの入院期間短縮が図れる.まだ多くの課題はあるが, 前日入院や当日入院,日帰り手術は可能になった.(p.376)

b,d ◯  術前外来は,効率的に人院日数の短縮をしつつ,患者リスクの早期発見と麻酔・看護計画立案が可能なので有用と考えられる.また,コントロールが可能な合併症をもつ患
者への患者教育を行うこともできるので利点も多い.(p.376)

c× 主治医や看護師だけでなく,薬剤師,栄養士,臨床工学技士,呼吸療法認定士などさまざまな職種が手術を控えた患者を包括的に評価することが望まれる.(p.380)

e◯ 術前外来を設置することで,病棟での訪問診察に比べてプライバシーの確保が容易になる.(p.376)

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

ABOUT ME
パパdeナース@オペ室
手術室ナース歴10年以上の主任看護師。現在は手術看護認定看護師の取得を目指して勉強中です。日々のオペに加え、スタッフ教育や安全管理にも携わりながら、家庭では子どもを育てる“パパナース”として奮闘しています。 このブログでは、忙しいオペ室やカテ室で働く看護師さんに向けて、「明日から使える知識」や「ちょっと心が軽くなる学び」を発信中。 仕事と家庭を両立しながら感じたリアルな気づきや、現場で役立つ本・考え方をシェアしています。 看護の楽しさ、学ぶことの面白さを一緒に見つけていきましょう。
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