喫煙は本当に体に悪いです。
手術を受ける方はこれを機に禁煙をすることを私と約束しましょう★
喫煙者は医療従事者にとって敵です。
(かなり強めの言葉ですが)
あなたの周りに喫煙者がいればぜひ根気強くさとしてくださいっ!!
そもそもニコチンとは
毒物に指定されている化学物質の一つです。
喫煙によって全身に広がりさまざまな健康被害をもたらします。
効果としてはタバコの煙に含まれるニコチンは、
肺胞の毛細血管から血液中に取る込まれるとすみやかに脳内に刺激し、
脳の情動を司る部位に働いて
多幸感や覚醒、リラックス効果などあります。
(だからやめられないのよね)
なんでだめなの?
依存性があることで、たばこをなかなかやめれません。
血管を収縮させ血液の流れを悪くします。
タール発がん性物質を含んでいるので
がんの発生を促進したりさせます。
煙の中の一酸化炭素が
身体を酸素欠乏状態にするため、
動脈硬化症や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。
手術でもいろいろなリスクがあります。
□喫煙者では術中喀痰量が多く、創感染、感染症、肺合併症、脳神経合併症、骨癒合障害などの術後合併症が多い。
□受動喫煙は能動喫煙と同様に周術期のリスクとなる
対策はなにがあるの
禁煙補助薬
ニコチン置換療法とは
ニコチンの摂取方法を喫煙以外に換えて
離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、
最終的にニコチン摂取をゼロとする方法です。
ニコレット(ガム)、ニコチネルパッチ(体に貼るタイプ)のことを指します。
おわりに
いつからはじめても禁煙をすることの意義はあります。
自分のため、家族のため、友人のため、周りのため
ぜひ禁煙をすることの大切さについて知っていきましょう!!
【周術期管理チームテキスト】