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周術期管理チーム認定試験

成人手術に対する脊髄くも膜下麻酔について

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問題:成人手術に対する脊髄くも膜下麻酔について正しいのはどれか。(2022 b10)

(1)体位を坐位で施行した。

(2)第3/4腰椎間から穿刺した。

(3)経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行した。

(4)予定手術時間が5時間の症例に施行した。

(5)第12胸髄神経までの麻酔範囲を確認してから鼠径ヘルニア手術を開始した。

a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3). (4) e (3), (4), (5)

解答

a

解説

(1)◯ 脊髄くも膜下麻酔の体位は,側臥位,または座位 で行う.肛門や会陰部の手術の場合は座位で行う.(p.286)

(2)◯ 通常,脊髄はL1〜2で終わるため,穿刺はL3/4 あるいはL4/5から行う.(p.286)

(3)◯ (4)×下腹部以下で手術時間が2時間程度までの手術がよい適応である.

下肢手術,婦人科手術(帝王切 開を含む),鼠径部の手術,肛門•外陰部の手術が適 応となる.(p.285)

(5)× 鼠径ヘルニアの麻酔高はT10である.(p.287)

【局所麻酔 脊髄くも膜下麻酔】

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
2013年入職よりずっとオペ室で看護師してます。メンズナースです。男の子の親でもあります。主に仕事や育児についての読書ブログ書いてます。
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