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周術期管理チーム認定試験

体外式ペースメーカについて

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問題:体外式ペースメーカについて正しいのはどれか。(2022 b3)

(1)ペーシング不全では接続を確認する。

(2) 一度測定したペーシング闕値は変化しない。

(3)オーバーセンシングでは自己波形に反応しない。

(4)埋め込み型ペースメーカに比べて、電磁障害を受けやすい。

(5)ペースメーカ本体,延長ケーブルおよびペーシングリードシステムで構成される。

a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5)
d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)

解答

c

解説

(1)◯ ペーシング刺激が出ていない、またはペーシング後に心筋が反応した波形が出ていない場合をペーシ ング不全という.前者については延長ケーブルの断 線や接続不良が考えられる.後者については関値の 上昇や出力不足が考えられる。

(2)× 初めてペーシングリード電極を留置した後は、数時間毎、その後は1 日に1回を目安にペーシング闘値を測定すること が重要である.ペーシングリード固定位置の移動に注意しなければならない.

(3)× センシング不全とは、自己波形に対して正常にデマンド機能が働かない ことであり,センシング感度が低く自己波形に反応 していない(アンダーセンシング)場合とセンシン グ感度が高く小さなノイズなどに反応する(オーバ ーセンシング)場合がある.

(4)◯ 埋め込み型のペースメ ーカに比べて体外式ペースメーカは延長ケーブルな どが表に出ているため電磁障害を受けやすい.術中 ペースメーカの使用など状況に応じてはデマンド機 能をオフにした固定レート設定を使用する場合がある.

(5)◯ アルカリ電池で駆動する本体と延長ケーブルと心臓に直接刺激を与えるペーシ ングリードシステム(電極)から構成される
(p.153,154)

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

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パパdeナース@オペ室
2013年入職よりずっとオペ室で看護師してます。メンズナースです。男の子の親でもあります。主に仕事や育児についての読書ブログ書いてます。
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