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開頭術と麻酔について

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こんにちは、パパでナースです。

今回は【開頭術と麻酔】についてお話していきます。

麻酔は手術時の患者の苦痛を和らげる重要な役割を果たしますが、適切な選択が求められます。

静脈麻酔薬と揮発性吸入麻酔薬、それぞれの特徴を理解し、患者の状態に応じて最適な麻酔法を選択することが医療の質を向上させるカギとなります。

この記事では、麻酔法や薬剤の選択におけるポイントをわかりやすく解説し、安全で効果的な麻酔管理に役立てるための情報を提供します。

開頭術における麻酔とは

全身麻酔を選択する際、ケタミン以外の静脈麻酔薬は脳代謝率と脳血流量を低下させます。

麻薬性鎮痛薬はこれらにほとんど影響しないか軽度低下させるだけで、揮発性吸入麻酔薬は脳代謝率を低下させますが、高濃度では脳血管拡張作用により脳血流量が増加し、頭蓋内圧が上昇することがあります。

デスフルランとイソフルランはセボフルランよりも血管拡張作用が強いため、頭蓋内圧が上昇している患者には静脈麻酔が適しています。

筋弛緩薬では、ロクロニウムは安全に使用できますが、スキサメトニウムは頭蓋内圧を上昇させることがあるため注意が必要です。

また、血管作動薬は脳血流量に影響を与えるため、刺激薬やα遮断薬の使用には注意が必要です。

要点:

ケタミン以外の静脈麻酔薬は脳代謝率と脳血流量を低下させる。

揮発性吸入麻酔薬は脳代謝率を低下させるが、高濃度では脳血流量が増加し、頭蓋内圧が上昇する。

デスフルランとイソフルランはセボフルランよりも血管拡張作用が強い。

頭蓋内圧が上昇している患者には静脈麻酔が適している。

ロクロニウムは安全に使用できるが、スキサメトニウムは注意が必要。

血管作動薬は脳血流量に影響を与えるため、刺激薬やα遮断薬の使用には注意が必要。

Q&A

Q1: 静脈麻酔薬と揮発性吸入麻酔薬の違いは何ですか?

A1: 静脈麻酔薬はケタミン以外のものが脳代謝率と脳血流量を低下させますが、揮発性吸入麻酔薬は脳代謝率を低下させるものの、高濃度では脳血流量が増加し、頭蓋内圧が上昇する可能性があります。

Q2: 頭蓋内圧が上昇している患者に適した麻酔方法は何ですか?

A2: 頭蓋内圧が上昇している患者には、デスフルランやイソフルランよりも血管拡張作用が弱いセボフルランを使用した静脈麻酔が適しています。

Q3: 筋弛緩薬の選択で注意すべき点は何ですか?

A3: 非脱分極性筋弛緩薬のロクロニウムは脳血管に影響を与えず安全に使用できますが、脱分極性筋弛緩薬のスキサメトニウムは頭蓋内圧を上昇させる可能性があるため、注意が必要です。

おわりに

いかがでしたか。

手術時の麻酔は患者の安全と快適さに大きく関わります。

静脈麻酔薬と揮発性吸入麻酔薬の特徴を理解し、筋弛緩薬や血管作動薬の選択に注意を払うことで、より適切な麻酔管理が可能となります。

この記事を通じて得た知識を活用し、患者にとって最善の治療法を提供し続けることが、医療の質を向上させ、患者の信頼を勝ち取ることに繋がります。

今後も最新の麻酔技術や薬剤に目を向け、患者のためにより安全で効果的な麻酔管理を目指しましょう。

引用文献

周術期管理チームテキスト第4版

ABOUT ME
パパdeナース@オペ室
2013年入職よりずっとオペ室で看護師してます。メンズナースです。男の子の親でもあります。主に仕事や育児についての読書ブログ書いてます。
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